アパッチ野球軍考察ブログ

1971年〜72に放映のアニメ『アパッチ野球軍(原作:花登筐 漫画:梅本さちお 制作:東映動画)』について語るブログです。

ストーリー解説

アパッチ野球軍のざっくりとした作品解説

第一話から最終回までの流れを説明します。 途中かなり省いた部分もありますがご容赦ください。 剛の過去と猪猿村 主人公、堂島剛が猪猿村の野球部監督として赴任し、生徒との信頼関係を築くまでが描かれます。 剛は以前、天才と呼ばれた高校球児でした。ス…

アパッチ野球軍 第2話「余国者は刺せ!」後編

アパッチ野球軍の舞台である「猪猿村」。 大規模なダム工事が行われているこの村では、元々の住民である「村」の人間と、工事をきっかけに住み着いた「飯場」の人間が激しく対立していました。 【飯場】 https://kotobank.jp/word/%E9%A3%AF%E5%A0%B4%E5%88%…

アパッチ野球軍 第2話「余国者は刺せ!」前編

「余国者」は「ヨソモノ」と読みます。なんとも不穏なタイトルです。この回ではヨソモノとして猪猿村にやってきた剛が様々な嫌がらせに遭う様子が描かれています。 もっとも、彼らがヨソモノを嫌う正当な理由もあります。それはダム工事の存在です。ダム工事…

アパッチ野球軍 第1話「傷だらけのエース」

アパッチ野球軍の第1話は、主人公堂島剛(たけし)の不幸な過去を語ることから始まります。 剛は優秀な投手でした。 高校時代はスイッチピッチャー(左右両投げのこと)を武器に活躍。甲子園決勝で完全試合を達成するという前代未聞の記録を打ち立てます。 …